⁦J.⁩ 用語集

用語集

プログラムとこのガイドで使われる用語を、英字、五十音の順に並べています。

age:暗号化されたアーカイブディスクで使われる、オープンなファイル暗号化形式です。Windows、Linux、macOS 用の age プログラムが、そのようなディスクのすべてに入っています(「暗号化ディスクの書き込み」を参照)。

BeatTime:プログラムがバックアップバージョンの表記に使う時刻です(例:@487)。1 日は UTC の午前 0 時から数える 1000 ビートなので、同じ数字は世界中で同じ時点を表します。

Bitcoin のアンカー:週のルートを Bitcoin のブロックチェーンに記録することです。完全な封印の最後の段階です(「封印またはタイムスタンプが保留中」を参照)。

drand:決まった時点ごとにランダムな値を公開する、公開ネットワークです。タイムカプセルは、開封時点に対応するそのラウンドを使います(「指定した日時までのフォルダーの封印」を参照)。

ISO イメージ:ディスクの内容全体を 1 つのファイルにしたもので、後で、または別のプログラムで書き込むために使います(「ISO イメージのみの作成」を参照)。

Sigelith の公開ログ:Sigelith が管理するタイムスタンプの記録です。その状態は独立した証人と Bitcoin のブロックチェーンによって裏付けられるため、記録をひそかに変更することはできません。

Sigelith の証拠:バックアップ内の「Sigelith Evidence」フォルダーで、Sigelith Desktop でタイムスタンプを付与した文書と、その .beatproof ファイルが入っています(「Sigelith Desktop の証拠の保護」を参照)。

Sigelith の封印(タイムスタンプ):バックアップバージョンやアーカイブが、まさにその状態でタイムスタンプの時点にすでに存在していたことの証明です。Sigelith に送られるのはハッシュだけで、そこからファイル名や内容を復元することはできません(「Sigelith によるバックアップバージョンへのタイムスタンプ付与」を参照)。

UTC:協定世界時です。バックアップバージョンの名前の日付は UTC の日付です。

Windows 資格情報マネージャー:あなたのアカウントに結び付いた Windows のパスワードの保管場所です。プログラムは、ここにパスワードとアクセス情報を保存します(「保存済みのパスワードの削除」を参照)。

アーカイブ(ディスク用):ディスクに書き込むために用意した、独自の Sigelith の封印を持つファイルとフォルダーです(「選んだファイルとフォルダーの書き込み」を参照)。

アーカイブディスク:プログラムで書き込んだ DVD、BD-R、BDXL、M-DISC のディスクで、自身の説明を含み、プログラムがなくても読み取れます(「ディスクとドライブの選び方」を参照)。

暗号化:パスワードがなければ読めない形でバックアップのファイルを保存することです。プログラムは AES-256-GCM を使い、鍵は Argon2id でパスワードから作ります。暗号化されたファイルの拡張子は .cvlt です(「バックアップの暗号化」を参照)。

オフサイトコピー:S3 互換のインターネット上のストレージサービスに置く、2 つ目の暗号化されたバックアップです(「オフサイトコピーの設定」を参照)。

改ざんのない最新版:すべてのファイルが封印と一致する、最新のバックアップバージョンです(「バックアップ内のファイルが改ざんされていないかの確認」を参照)。

差分保存:256 MB 以上の大きなファイルの保存方法です。ファイルはバックアップ内にレシピと断片として保存され、次のバージョンでは変更された断片だけが保存されます(「ウィザードを使わないバックアップの作成」を参照)。

週の署名:1 週間分のすべてのタイムスタンプに対する Sigelith の署名で、週が締められた後、月曜日 00:00 UTC に付きます(「封印またはタイムスタンプが保留中」を参照)。

修復データ(PAR2):ディスクの壊れた部分を再現するための、ディスク上の追加データです。既定ではデータの 15% までを再現できます(「書き込んだディスクの内容と容量が増える理由」を参照)。

除外:バックアップで飛ばすファイルやフォルダーのパターンで、たとえば *.tmp です(「不要なファイルの除外」を参照)。

スケジュール:バックアップを自動で実行するタイミングを決めるテンプレートの設定です。スケジュールによって実行されるバックアップが、スケジュールバックアップです(「自動バックアップの設定」を参照)。

スナップショット:オフサイトコピーへの 1 回の送信時点のファイルの状態です(「オフサイトコピーの設定」を参照)。

タイムカプセル:指定した時点まで封印し、バックアップ内に保管する、選んだフォルダーです(「指定した日時までのフォルダーの封印」を参照)。

チェックサム(SHA-256):ファイルの内容の短い「指紋」です。内容がわずかでも変わると別の値になるので、プログラムはチェックサムでファイルが無傷かどうかを判断します。

ディスクカード:暗号化ディスクのパスワードと短い読み取り手順を載せた印刷物または PDF ファイルです。これがないと暗号化ディスクは読めません(「暗号化ディスクの書き込み」を参照)。

ディスク台帳:アーカイブディスクの一覧です。どのディスクに何があり、どこに保管し、いつ確認するかがわかります(「ディスク台帳:保管場所とファイル検索」を参照)。

テスト復元:ランダムに選んだファイルを一時フォルダーに復元し、元のファイルと比べることです(「テスト復元」を参照)。

テンプレート:ワンクリックで、またはスケジュールに従って実行する、保存済みのバックアップ設定です(「設定のテンプレートとしての保存」を参照)。

内容監査:バージョンのファイルが、Sigelith の公開ログにあるその封印と一致するかどうかの確認です(「バックアップ内のファイルが改ざんされていないかの確認」を参照)。

バージョン(日付付き):バックアップフォルダー内の、日付と時刻の付いたフォルダーです。1 回のバックアップ時点のファイルの完全な状態が入っています(「ウィザードを使わないバックアップの作成」を参照)。

ハードリンク:NTFS ファイルシステムで、同じファイルを二重に容量を使わずに複数のフォルダーに置くしくみです。これにより、日付付きバージョンは変更された分の容量しか使いません。exFAT と FAT32 のファイルシステムでは使えません。

バケット(bucket):S3 互換サービス上のデータの保管場所です(「オフサイトコピーの設定」を参照)。

バックアップ中の変更の追加取り込み:バックアップが終わった後、バックアップ中に変更されたファイルをプログラムが同じバージョンに追加で書き込むことです(「ウィザードを使わないバックアップの作成」を参照)。

バックアップのパスワード、ディスクのパスワード、オフサイトコピーのパスワード:3 種類のバックアップ用の、それぞれ別のパスワードです。どれも復旧もリセットもできません(「バックアップまたはディスクのパスワードを忘れた」を参照)。

バックアップの目次:バックアップフォルダー内にあるプログラムのファイルで、ファイルの一覧、チェックサム、保存場所が記録されています。目次がなくても、プログラムは内容からファイルを判別してバックアップを読み取れます。

バックアップフォルダー:「バックアップ先」セクションで指定したフォルダーです。バージョン、目次、プログラムのファイルが入っています。復元や確認のときは、日付付きのバージョンのフォルダーではなく、常にこのメインフォルダーを指定します。

ファイルの証明:拡張子 .sigelith-proof のファイルで、バックアップの 1 つのファイルがバージョンのタイムスタンプの時点にすでに存在していたことを、ほかのファイルを明かさずに示します(「1 つのファイルの時刻の証明の作成」を参照)。

復旧コード:タイムカプセルの鍵の 3 つの部分の 1 つで、カプセルの隣に保存されます(「指定した日時までのフォルダーの封印」を参照)。

プログラムのログ:操作の経過を、エラーの正確な原因とともに記録したものです(「詳細の確認場所:プログラムのログ」を参照)。

保持のルール:バックアップバージョンをいくつ残すかの設定です。余分なバージョンは、バックアップが成功した後にプログラムが削除します(「保持するバージョン数の設定」を参照)。

未完了のバージョン:中断されたか、エラーで終わったバックアップのバージョンです。プログラムはその補完を提案します(「中断されたバックアップの補完」を参照)。

ミラーコピー:以前のバージョンのファイルを残さず、バックアップ元と同じ状態に保つ 1 つのフォルダーからなるバックアップの構成です(「ウィザードを使わないバックアップの作成」を参照)。

ランサムウェア:ファイルを暗号化して身代金を要求するマルウェアです(「バックアップが停止した:多くのファイルが暗号化されているように見える」を参照)。

リアルタイムバックアップ:ファイルを保存してから数分後に変更がバックアップに入るスケジュールです(「リアルタイムバックアップの有効化」を参照)。